ポスティングに欠かせない効果測定の方法と手順

ポスティングを行った場合、どれくらい反響があったのか知りたいと思いますよね。費用をかけてポスティングしているため、今後も続けるかどうか決めるためにも、効果を知ることは必要です。ここでは、ポスティングの効果を知る「効果測定」についてまとめています。

効果測定の方法

ポスティングの効果測定の方法には、下記のようなやり方があります。

アンケートで確認

お店を利用してくれたお客様に、アンケートを取ることで、ポスティングの効果を判定できます。アンケートに何を見て来店したか質問する項目を設けることで、チラシを見てくれたかどうかがわかります。また、アンケートはどの年代のお客さんの利用が多いのか、どういった目的で利用してくれたのかなど、お店の集客に役立つ情報を得ることができるので、効果測定以外のメリットも得やすいです。

チラシにクーポンをつけておく

チラシにクーポンをつけておき、来店時にチラシの提示で安くなるなどすれば、チラシを見て来店してくれたお客さんがどれくらいいるのかわかりやすいでしょう。クーポンを付ける方法は、ポスティングではかなり行われることが多いです。クーポンを見て、安くなるなら行ってみようかなと感じる人が多いからです。ただし、そこから継続して利用してもらえるかという部分が難しいので、再来してもらえるようにサービスを考えなければいけないでしょう。

チラシだけの電話番号を用意する

問い合わせや予約の連絡先を、チラシ限定の電話番号にしておくことで、チラシを見て連絡してきてくれた人がどれくらいいるのかわかりやすくなります。電話番号を増やすので、コストがかかってしまいますが、チラシによるお客様を把握しやすくなるというメリットはあるでしょう。

予約時に確認する

WEB予約や電話予約といった方法を取り入れている場合、予約時に確認することもできます。WEB予約の場合は、予約フォームに何を見て予約したのかという項目を作れば、チラシの反響があったか確認できるでしょう。電話の際も、「何をご覧になってお電話をいただけましたか？」と直接聞くことができます。

専用LPを設ける

チラシに記載するURLをチラシ専用にすることで、チラシを見てくれた人がどれくらいいるのかわかりやすくなります。

効果測定の手順

ポスティングの効果測定は、どのような流れで行われるのでしょうか。まず、チラシを作成する際は、先ほどの効果測定のやり方に合うように作りましょう。クーポンを付ける、専用電話番号、専用LPなど実施しやすい方法で行ってください。複数の方法を取り入れることも可能です。チラシを作る時点で、効果測定は始まっています。

効果測定を行いたい場合は、配布するエリアやターゲットもしっかり定めておくほうがよいでしょう。たとえば、飲食店や美容室、塾、ネイルサロン、整体院など店舗の場合は、店舗から離れすぎてしまうと、反響を得にくいです。だいたい１～2㎞くらいの範囲で、配布するのがよいでしょう。そして、その圏内の住まいの特徴も把握しておきましょう。

配布エリアを決めたら、いよいよチラシの配布となります。ここからは、ポスティング業者に依頼するのがよいでしょう。日時指定やエリアしていができるポスティング会社がおすすめです。チラシの配布が終了したら、配布した日時や枚数、地域、配布禁止エリアなどをまとめておきます。ポスティング会社に依頼する場合、これらの配布に関する記録も取ってくれることがほとんどです。

チラシの反響がわかるのは、ポスティングが終了してから、一定期間あけてからです。だいたい1ヶ月くらい間隔をあけるのがよいでしょう。クーポンを付けている場合は、クーポンの期限が終了した翌日がおすすめです。

反響率を算出する

反響率は、反響のあった枚数を配布した枚数で割り、100をかけると算出できます。たとえば、5,000枚配布して、2件のクーポン回収や電話予約があった場合、2÷5,000×100となり、反響率は0.04%となります。たった0.04%？と思われるかもしれませんが、ポスティングの反響率は平均して0.1～0.3%です。これを考えると、多少の反響はあったといえるでしょう。

反響が出やすいエリアとそうでないエリアというものがありますので、ポスティングを依頼されるなら、専門家にお任せするのが一番です。ポスティングの反響率がわかったら、次回に活かす方法も考える必要があります。反響が少ないという場合は、改善点があるかもしれません。改善点を見つけて、再度ポスティングすることで、反響が高くなる場合もあるのです。効果測定は、改善点を知るためにも行っておきましょう。

静岡でポスティングを検討されているなら、地域密着型のポスティング会社に依頼するのがおすすめです。地域密着型の場合、地域の特性をしっかりと把握されているので、反響率の高め方や、アドバイスなどをもらいやすいです。予算がある場合は、予算についても相談してみてください。