路上でのチラシ配布は効果ある?ポスティングとの違いは?
インターネットが普及して以降、情報発信の手段が多様化しており、オンラインでの宣伝方法が増えていますが、オフラインでの宣伝方法も効果的です。その中でも、昔からある手法で現在でも利用されているのがチラシです。今回は、ポスティングの特徴などを見ていきながら、路上でのチラシ配布との違いなどを紹介します。
路上でチラシ配布をするメリット・デメリット
駅前や街中を歩いていると、配布スタッフにチラシを渡された経験がある人も多いのではないでしょうか。まとまった数のチラシを用意して、歩いている人々に直接手渡す宣伝方法としてあるのが路上でのチラシ配布です。路上でのチラシ配布のメリットやデメリットについてみていきます。
路上でチラシ配布をするメリット
チラシを配布する場所を通行する人々がターゲットとなるため、若い人から高齢者の方まで男女問わず幅広い層を配布対象とすることが可能です。さらに、配布するターゲットを絞ることもできるのが特徴です。たとえば、女性だけとか、年配だけをターゲットにしたい場合でも、通行する人々の外見を確認しながら、チラシを配布したい人を選別できます。また、チラシ配布は自社スタッフでも行うことが可能なので、空いている時間に配布できれば、宣伝にかかるコストを下げることができます。
路上でチラシ配布をするデメリット
デメリットは、配布できる数が限られているということです。ターゲットとなる人を選んでチラシを配布することはできますが、必ずしも受け取ってもらえるとは限りません。多くの通行人がいたとしても、チラシの受け取りを拒否する人々もいるため、チラシを受け取ってもらえなければ、宣伝したい内容ばかりでなく会社名すら宣伝できないということになります。そうならないように、チラシを配布する場合は、受け取る側が少しでもメリットとなるようにティッシュなどを付けたりしています。
ポスティングのメリット・デメリット
新聞を購読すると折込チラシが入ってきますが、新聞を購読していなくてもポストにチラシが入っていることがあります。そのチラシを一般の家庭の郵便受けに入れていく広告宣伝方法のことをポスティングといいます。ターゲットが多く住んでいるエリアを選んだり、マンションや戸建て住宅への配布を使い分けたりできるのです。
ポスティングのメリット
ポスティングの最大のメリットといえば、エリアを限定して配布することによってターゲットを絞ることができる点です。たとえば、デリバリーなどのチラシは、配達対応エリアのみに配布することが可能なので、対応外のエリアに無駄に宣伝することはありません。
また、住居によってもある程度ターゲットを絞ることもできます。高級マンション、アパート、戸建て住宅などによってもターゲットが異なるため、一人向け、ファミリー向け、富裕層向けなど、ターゲットを分けることが可能です。また、郵便受けに入っているチラシは、結果として捨てられることになったとしても一度は手に取って重要な郵便物なのかどうか判断するために内容を見ることが多いでしょう。
そのため、路上でのチラシ配布のように興味がなくて受け取りを拒否されてしまってまったくチラシを見てもらえないという状況がないため、少なくとも会社名やサービス内容は覚えてもらえるチャンスがあります。さらに、チラシにお得なクーポンやセール内容が記載されていれば、チラシを保存してもらえる可能性もでてくるでしょう。
ポスティングのデメリット
逆に、デメリットとしては、クレームにつながる可能性がある点です。ポストに勝手にチラシを入れられることを不快に思う人々もいます。そうした人々は、ポスティング会社ではなくチラシに名前が記載されている広告主にクレームを入れることがほとんどです。クレームを受けることのないように対策しているポスティング会社を選ぶことで、少しでも回避しましょう。
反響率を上げるためのコツとは
チラシの反響率はおおよそ0.01%~0.3%といわれています。つまり、10,000枚を配布すると、1人~30人程度から反響がある計算です。業種や内容によって反響は変わりますが、チラシを配布するのであれば少しでも反響率をあげたいところです。反響率をあげるためには、いくつかのコツがあります。
デザインが大事
チラシは受け取った人に好感をもってもらえるようなデザインが重要です。読みやすさや見やすさは大切ですが、伝えたいことを受け取り側にしっかりと伝えることがポイントとなってきます。そのために見出しやアイキャッチなど、強調したい部分を工夫することが必要です。
しかも、たくさんチラシがある場合は埋もれてしまう可能性もあるので、目にとめてもらえるように、目立たせるデザインを考えて中身を見てもらえるようにしましょう。ポイントとしては、ひと目で何を伝えているかわかるようにし、全体的に考えられたデザインを施し、チラシ限定の特典を付けることです。
ターゲットは絞ること
チラシはターゲットを絞らずに配布してしまうと、反響率はとても低くなってしまいます。ポスティングや路上でのチラシ配布はターゲットを絞ることが可能なので、チラシの内容に合わせたターゲットに絞って配布することが必要です。そのためにエリアを絞ったり、配布する時間を考えたりと、効率的にターゲットを絞るための工夫をしていきましょう。
簡単・スピーディーに情報を伝えるならポスティング業者へ
チラシは自社で作成から配布までできるため、お手頃で効果が期待できる宣伝方法です。ただし、すべてを自社で行うとなると労力や人件費がかかってしまいます。ポスティングに関わる業務をポスティング業者に委託することによって、本来の業務に集中でき、簡単でスピーディーに情報を伝達することが可能となります。
そこで、大事なのがポスティング業者選びですが、まずは配布エリアの特徴を理解し、提案してくれる業者かどうかを見極める必要があります。自社のチラシがどのエリアに配ることが効果的なのか相談できるところを選びましょう。
また、クレーム対策を徹底している業者なのかどうかも重要です。過去に投稿に関してクレームのあった住居の情報共有やポスティングの投函禁止の徹底すること、マンションへの投函可否の確認の徹底などしてくれる業者だと安心です。また、チラシの向きを統一していたりシワにならないように丁寧に扱ってくれるような気配りもできているか確認しておきましょう。
まとめ
今回は、路上でのチラシ配布とポスティングについてメリットやデメリットを紹介しながら、それぞれの違いについて説明しました。それぞれにメリットもデメリットもありますが、反響率をあげるために共通しているのは、チラシとデザインを見直し、ターゲットを絞ることです。さらに、効率的な宣伝を考える場合は、ポスティング業者に頼むなどして、いろいろと相談にのってもらいましょう。
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静岡でお店を経営しています。開店した当初、どう知名度を上げ集客するかとても悩みました。そこで思いついたのがチラシでした。 それなら自分でも配れる!と思って最初は自分やアルバイトの人たちとやっていましたが、思った以上に大変で驚きました。そこでポスティング業者にお願いしたところ、効率良く配布してもらったおかげで客足も除々に増やすことが出来ました。 同じような苦労をしている人たちにこの情報を伝えたく、サイトを立ち上げました。ポスティングに関する様々な情報をまとめているので、ぜひご覧ください。