ポスティングにかかる費用をできるだけ安く抑えたい！その方法とは

ポスティングの配布方法は、ポスティング業者に依頼して配布するケースと自分たちで配布するケースに分けられます。どちらの方法を選択しても多少の費用はかかりますが、宣伝広告費はなるべく安く抑えて高い集客効果を得たいものです。そこで、ポスティングにかかる費用の内訳と相場を説明したうえで、できるだけ安くする方法をご紹介します。

ポスティングの費用のおおまかな内訳と相場

ポスティング費用の相場は、配布方法やエリアなどによって変わりますが、

・指定されたエリアのすべてのポストに配布する「全戸配布（ローラー配布）」は1枚3～6円
・建物の種類や状況に合わせて配布する「選別配布（セグメント配布）」は5～10円

が相場です。

チラシ・パンフレットの印刷費

配布するチラシはパンフレットの印刷費は欠かせません。ポスティングできる印刷物は、はがきなどの小さなサイズからA4などの大きなサイズもあれば、うちわなど特殊な形状をしたものも可能です。そのため、配布するチラシやパンフレットの形状によって費用は大きく異なります。インパクトを与えたい場合や予算が潤沢にある場合は、印刷費よりもデザイン費を重視すればよいですが、費用を重視するのであれば配布物のサイズにも気を配りましょう。

ポスティングする人件費

チラシやパンフレットをポスティングするには、もちろん人件費がかかります。ポスティング業者に依頼した場合、見積もり時に提示される費用の中で大きな割合を占めるのが人件費です。社員がポスティングするかアルバイトがポスティングするかで費用は変わるかもしれませんが、ポスティング業者によって異なるため多少費用は前後するでしょう。

広告物のデザイン費

チラシやパンフレットを印刷するには、デザインを決めておかなければいけません。これは自分でデザインを作成するか、デザインの作成依頼をするかで費用が異なります。デザインソフトを使えるのであれば、クオリティの高いデザインを無料で作成できますが、ソフトを扱う技術がなければ、自分で作成してもインパクトに欠けるデザインになりかねません。その場合、デザインを外注する必要があるでしょう。ポスティング業者によってはデザインの作成を請け負っているところもあります。

できるだけポスティングの費用を抑えるには

ポスティングにかかる費用は、デザイン費・印刷費・人件費の3つです。これらは配布方法や発注方法などを工夫すれば、費用を安く抑えることができます。なお、お急ぎプランは費用が高くなってしまうため、費用を安くするためには余裕を持って発注することをおすすめします。

2社以上から見積もりを取る

サービス内容と費用に納得したうえで、ポスティング業者に依頼する場合は、必ず2社以上から見積もりを取りましょう。業者によって価格設定やサービス内容が異なります。低価格でもサービスがあまりない業者もあれば、最安値ではないけれどサービス内容が充実している業者もあります。

例えば、配布後の完了報告の有無などです。少し費用がかかっても安心できるサポートや価格以上のサービスが受けられるのであれば、一番安くない業者であってもよいかもしれません。

単独配布ではなく併合配布にする

単独配布とはチラシ単独で配布する方法で、併合配布とはほかのチラシとまとめて配布したり、タウン誌などに挟んだりして配布する方法を指します。この場合、併合配布の方が費用が安くなるため、費用を安く抑えたいのであれば併合配布を選択しましょう。

期限に余裕を持たせる

配布期限に余裕を持たせれば併合配布が可能なほか、デザイン作成も依頼するのであれば、納期を遅くすれば費用を安く抑えられます。イベントの集客やキャンペーンの周知であれば向いていませんが、長期的に使える内容であれば向いています。配布を急いでなければ、期限や納期を厳しく設定しなくてもよいでしょう。

チラシデザインから人件費までまとめて発注する

デザイン・印刷・配布のそれぞれを違う業者に依頼するよりも、一度にまとめて依頼したほうが、費用が安くなる傾向があります。デザインと印刷も外注しようと考えているのであれば、まとめて発注してみましょう。ただし、ポスティング業者によってはデザインの作成をしていな場合があります。まずは、配布したいエリアに対応している業者を探してサービス内容を確認しましょう。

安すぎる業者には要注意？

高い集客効果を得るためには、安すぎる業者は避けた方がよいかもしれません。費用を重視しすぎると、質が低下してしまうからです。低品質なポスティングとは雑なポスティングできちんと配布できていなかったり、クレームが大量に発生してしまったりするようなポスティングを指します。

悪いケースでは、店舗に直接クレームが入ることがあります。ポスティングするのは業者ですが、ポストに配布された人は誰が配布したかはわかりません。そのため、店舗にクレームが入ることがあるのです。店の評判を落とす可能性もあるため、安すぎる業者には注意しましょう。

まとめ

ポスティング費用の相場と内訳、費用を安く抑えるための方法と注意点を解説しました。ポスティングを検討している方は、まずは近くのポスティング業者を探してください。業者によってサービスが異なるため、デザイン作成に対応していなければ別で発注する必要があるからです。また、安すぎる業者は品質が低い可能性があるため注意しましょう。複数の会社から見積もりを取り、内容と費用に納得したうえでの依頼をおすすめします。