より効果的なポスティングを行うには？封筒を活用するのがおすすめ！

企業が、お客様を獲得するために行う活動のひとつとして、自社のチラシのポスティングがあります。目的は、広告や従業員募集などさまざまですが、せっかく入れたチラシも、見られないまま捨てられたら意味ないですよね。この記事では、効果的なポスティングを行うために、チラシを封筒に入れて投函する方法などを紹介します。

ポスティングチラシを封筒に入れると効果的

企業のポスティング戦略として、「封筒ポスティング」と呼ばれるものがあります。封筒ポスティングとは、配るチラシを個別に封筒に入れて、ターゲットのポストに配っていく方法です。チラシをそのまま投函するよりも、効果的と言われています。封筒ポスティングのメリットを紹介します。

チラシを見てもらえる

チラシ広告において重要なことは、まずチラシを見てもらうことです。しかし、この課題が最難関ともいえます。ポストには、日々たくさんのチラシが投函されます。手紙などの郵便物と違い、ひと目見ればチラシと判断できるものがほとんどです。興味が強いジャンルや会社のものであれば、自然と見てもらえますが、多くの場合は目を通すことなく捨てられます。

そこで、チラシを封筒に入れることで、中身を取り出し見てもらうことができます。中身が分からないまま封筒を捨てる人は、なかなかいないでしょう。入っていたのがチラシだとしても、名前だけでも認識してもらえる可能性が大きくなります。

反響率が上がりやすい

チラシを見てもらい、電話や来店での反響につながれば、ポスティングは大成功です。ポスティングの効果を表す、反響率というものがあります。ここでいう反響率とは、配ったチラシに対して、実際にサービスを利用してもらえた割合です。チラシをそのまま投函する方法での反響率は、0.3％〜0.5%と言われています。かなり低く感じますよね。

しかし、封筒ポスティングの場合は、3%〜5%にまで上がったという調査があります。チラシを見てもらうことが、とても重要で効果的だと分かりますね。

チラシ以外も付けやすい

チラシをそのままポストに投函する場合は、基本1枚だけです。しかし、封筒を活用する場合は、チラシを複数枚入れたり、割引券などを付けたりしやすくもなります。街頭でのチラシ配りでも、ティッシュを付けることで、受け取ってもらいやすくなります。ポスティングの場合はすでに相手に渡ってはいますが、ちょっとしたものでも、貰って嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。封筒でチラシが届くだけでも、少し特別感を演出できます。そこに割引券などのプレゼントを付けることで、チラシを読んでもらえる可能性はグッと上がります。

ポスティングには工夫と戦略が重要

ポスティングを効果的に行うためには、工夫と戦略が大事です。チラシを大量に作り、手当たり次第に配るだけでは、なかなか効果を実感できないでしょう。封筒ポスティングにおいてネックになるのが、コストです。チラシ製作費とポスティング費に加えて、封筒の準備費用、封入れ作業費がかかります。

また、封筒でのポスティングは、チラシと比べてかさばりやすく配りにくいので、外注する場合は料金が高くなる傾向があります。このように、メリットもデメリットもある封筒ポスティングですが、工夫をして戦略を練ることで、メリットを大きくすることができます。そこで、封筒ポスティングでの封筒の選び方を紹介します。

ポスティングに効果的な封筒の選び方

封筒ポスティングにおいて、どんな封筒を使うかは重要です。チラシに合う大きさのものを選ぶのはもちろん、種類も検討しなければなりません。

紙封筒のメリット・デメリット

封筒というと、材質が紙のものが多くあります。封筒ポスティングでのメリット・デメリットを紹介します。メリットは、封筒の中が見えないことです。先にも紹介したように、ポストから取り出された時点でチラシと分かってしまうと、見ることなく捨てられる可能性が高くなります。「これはなんだろう？」という興味を持ってもらうために、中の見えない紙封筒はおすすめです。

デメリットは、汚れやすいこととコストがかかることです。材質が紙なので、雨に濡れると破れやすくもなります。

ビニール封筒のメリット・デメリット

ビニールの封筒も、ポスティングに使用されます。メリットは、紙封筒に比べコストが安く済むことや、汚れにくさが挙げられます。

デメリットは、中が見える可能性があることや、あまり上品な感じがないことです。紙封筒とビニール封筒では、メリット・デメリットが逆になるような感じです。自社の状況や、目的に合わせて選んでください。

封筒を活用したポスティングを行うときのポイント

ここまで封筒ポスティングのメリットを紹介しましたが、常に封筒ポスティングをすればいいわけではありません。コストも手間もかかるので、特別なときに行うのがおすすめです。お店の記念の日や、シーズンの節目など、集客に力を入れたいタイミングでやるといいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では、封筒を活用したポスティングについて、解説しました。手間やコストは多少かかりますが、一般的なチラシ単体のポスティングよりも、効果は期待できます。大事なのは、封筒ポスティングによる効果を確認し、工夫を重ね継続していくことです。地域の方の印象に残るポスティングを行い、集客率をアップさせてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。